医療法人誠貴会 湯口脳神経外科・脊髄外科は、脳と脊髄の病気、すなわち神経の病気の専門医院として開院しております。 脳の病気と言いますと、大そうな病気のように思われますが、実際には、物忘れやめまい、ふらつき、手足のしびれや痛み、手足の動かしにくさなどの症状があった場合、これらが脳に原因が無いか否かを調べます。 脳や頸動脈などの血管が狭くなったり、詰まったりして起こる脳梗塞や脳の血管が破れて起こる脳出血などに代表される脳血管障害が最も多い原因です。それ以外には、脳の委縮や変性に伴う疾患、まれには脳腫瘍などがあります。
脳梗塞や脳出血にまでは至っていなくても、血管の狭窄や動脈硬化により大変危険な状態であることも診断できます。
脊髄の病気では一般的に椎間板の突出(ヘルニア)により、脊髄や神経が圧迫されて起こっている、頸椎や腰椎の椎間板ヘルニアなどがよく知られています。
実際には、腰痛や下肢のしびれ感や痛み、坐骨神経痛、などの症状や、頸部痛、ひどい肩こり、手足のしびれ感や痛み、歩行障害などの症状が脊髄や神経根に起因するのか否かを調べます。
年齢や変性にともない生じる靭帯の肥厚や、骨棘(こつきょく)により神経根の圧迫により生じる脊柱管狭窄が最も多い病態です。
MRIやCT、脈波などの装置を用いて検査します。これらの所見と神経学的所見から、このまま、ほっておいては大変なことになる可能性がある病態なのか、手術加療を要するものなのか、注射や内服で予防や治療することで良いのか、リハビリテーションなどの運動療法が必要なのかを専門医として診断します。
私のモットーは"人の苦しみを我が苦しみと思い、ともに苦しみそしてともに喜ぶ"です。私は常々さまざまな病気を持つ患者さんがその意味を感じ、病気を乗り越えることにより得られた喜びを感じていただくように成れたらと思っております。 職員が皆この思いで患者さんに接することで、われわれ職員にとっても、きっと患者さんにとっても幸せな時間となれると考え、この方向に、一歩一歩進んで参ります。
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